ほっとなコーヒーのお話

~コーヒーの「いろは」からコーヒー通に~

 

コーヒーに魅せられて、世界を駆け巡った川島さんの貴重な体験談とコーヒーにまつわるお話の数々。

ルイ15世が愛した幻のコーヒー「ブルボン・ポワントゥ」の香りが21世紀によみがえる秘話など。

川島さんおすすめのコーヒーの試飲もあります。

※マコ先生のお菓子も楽しめます♪

 

◎開催日時詳細

日時:2008年10月7日(火)

13:30~15:00

講 師 : 川島 良彰 さん (日本サスティナブル・コーヒー協会理事長) 

 

◎参加費

会 員 500円

一 般 1000円

◎会  場

東京農業大学「食と農」の博物館 2Fセミナールーム

東京都世田谷区上用賀2-4-28

電話 03-5477-4033

 

◎お申込

NPO法人良い食材を伝える会 事務局

電話 03-3423-6080

FAX 03-3423-6085

 

 

秋には きのこ

~きのこで健康に~

 

今日ではいつでも手に入るきのこですが、少し前までは食卓にきのこ料理が並ぶと秋の訪れを感じるものでした。

きのこの周年供給を可能にした企業の、普段聞けないお話と低カロリーで繊維質も豊富、栄養価も見逃せないきのこと健康のお話です。

 

◎開催日時詳細

日時:2008年10月22日(水)

第1部 13:30~14:30
講 演:「食卓にもっときのこを」
講 師:大平 喜信さん(㈱雪国まいたけ 代表取締役)


第2部 14:20~15:30
講 演:「きのこと健康」
講 師:江口 文陽さん(高崎健康福祉大学教授)

 

◎参加費

会 員 500円

一 般 1000円

◎会  場

東京農業大学「食と農」の博物館 2Fセミナールーム

東京都世田谷区上用賀2-4-28

電話 03-5477-4033

 

◎お申込

NPO法人良い食材を伝える会 事務局

電話 03-3423-6080

FAX 03-3423-6085

 

 

「食材の寺小屋」会場

「食材の寺小屋」は、「食と農」の博物館にて開催されています。
※別の会場で開催される場合は、別途告知いたします。






「食と農」の博物館

2008年9月5日 全国農業新聞 「視界不良の世の中ですが」

『ストレスのない牛は可愛い』

 

八王子市で酪農を営む磯沼正徳さんを訪ねた。私がお手伝いをしている「良い食材を伝える会」の会員と一緒である。大都市東京の郊外で、近くには小綺麗な建売住宅が迫っている。畜産公害も懸念される中でどんな風に牛を飼っているのか、とても関心があった。

 

ここは100頭ほどの牛がいるが、ほとんど臭いがない。秘密はすぐに分かった。ちょうど、大きなトラックが農場に入って来た。積んでいるのはコーヒーやカカオの粕である。近くの食品産業からの廃棄物である。これを牛舎に敷く。いくら脱臭剤を撒いても次の日にはもとに戻る。それならむしろ良い臭いのするものを撒く方が良いのでは、と磯沼さんは考えた。この結果、近隣の都市住民からの苦情は止まった。そして、牛もこの香りに包まれて穏やかに過ごす。

 

牛は繋がれていない。自由に牛舎を歩き回る。どこでも排泄するが、敷料の効果でぐちゃぐちゃになることはない。さらに磯沼さんは、搾る乳の量を増やさない。ホルスタインで年間8千㌔、ジャージーで5千㌔程度に抑えている。だから牛は疲れない。濃厚飼料をたくさん与えて乳量を増やし、牛の身体が消耗したら淘汰して、別のを入れるという、普通におこなわれている方式はとらない。牛は4回、5回と日本の平均を上回る回数のお産をする。えさの主体は干草などの粗飼料で、濃厚飼料は乳を搾る所に牛を呼び込むために与える程度である。

 

「それでもこの頃は、えさの価格が上がって経営は大変です。搾る乳の量が少ない分、売上は減りますが、代わりに自家製のヨーグルト、アイスクリームなどの販売で稼いでいますよ」。50㌃ほどの放牧場で、何頭かの牛が草を食べていた。一緒に行った人たちと中に入れてもらう。牛が寄って来て顔を擦りつけて来る。口々に「こんなに牛が犬みたいに人懐っこい知らなかった」。こちらが好意を持っていれば、牛は警戒しない。ストレスなく飼育されている牛は可愛いのである。

 

 

ホームページを更新しました

以下の情報を追加しました。
10月の講座情報を追加しました。
中村靖彦コーナーに記事を追加しました。
「食材の寺小屋」会場の地図を掲載しました。