「食材の寺小屋」講座      ~ 食から日本を考える ~


毎月2回をベースに、東京農業大学食育研究部会と提携し勉強会を開いています
食と農に関し幅広い分野から専門家をお呼びし、正しい情報を発信し、参加された皆さんと共に考える場です。
ご関心のあるテーマがございましたら、是非お気軽にご参加ください。


✤会 場: 東京農業大学「食と農」の博物館2階セミナールーム
         (東京都世田谷区上用賀2-4-28)
✤時 間: 午後1時30分~午後3時(予定)
✤参加費: 会員 500円   一般 1,000円

✤お申し込みは 良い食材を伝える会 事務局まで
       info@yoishoku.com      03-6807-3938      090-1119-6080


 当日参加も可能です。 お気軽に寺小屋スタッフにお声がけください。
 


2020年 4月~6月 講座予定

2020年4月22日(水)  「山椒は辛いだけじゃない」
      講師:、三谷隆彦 さん (和歌山大学食農総合研究所) 

  山椒はとげのある枝が特徴でミカン科の食物です。葉と実は辛く、山椒は小粒でピりりと辛いと言われてきました。
その山椒がこのところ注目を集めていて、しっずかんブームになっています。注目されているのはその機能性です。高血圧対策の
効果も確認されているようです。
 今回は、日本でも有数の山椒の産地、和歌山県で研究を重ねてこられた三谷さんに解説していただきます。

2020年5月19日(火)  「人生100年時代の食事術・実践編」
      講師:堀江ひろこ さん (料理研究家・栄養士) 

料理研究家で栄養士の堀江ひろ子さんは104才の父と4才の孫を含めた10人近い家族で毎晩食卓を囲んでいます。全員同じメニューです。

  104才のひい爺は毎日4000歩を歩き、二日で一冊文庫本を読み、いまだに2時間の講演もこなす“スーパーひい爺”なのです。この元気の素はもちろん食生活に負うところ大。
  元気でボケない堀江家の食事術、毎食欠かさない“長寿豆5粒”など4項目を中心に持続可能な“今ある野菜・いもの簡単レシピ”もご紹介いただきます。  


2020年5月27日(水)   「食のトレンド今昔~タピオカに至る道~」
      講師:畑中三応子 さん (食文化研究家) 

 フードジャーナリストの畑中さんは、1980年以降の日本の食のトレンドを研究しています。このところの変化は実に目まぐるしい。タピオカが大流行し、早くも陰りが見えだした今日、食の世界の移り変わりを興味深くお話しいただきます。


2020年6月11日(木)   「アメリカ産の和牛も登場しています」
      講師:今井 敬 さん (酪農学園大学 教授)           

 ご存知、人気の和牛です。最近ではアメリカやオーストラリアでも和牛の生産が行われるようになりました。
こう聞くと「海外で生産の和牛?」と不思議な気もしますが、WAGYUという言葉で当たり前に通用しています。では、WAGYUとはどんな牛なのでしょうか。肉質は?和牛の特徴であるサシは?
 今回はアメリカまで調査に行かれた今井さんにお話をうかがいます。


2020年6月23日(火)   「やっぱり気になる大豆の話」
      講師:前淵元宏 さん (不二製油株式会社開発部門企画室) 

 大豆は日本人にとって主要食料です。しかし日本の総消費量に占める国産の割合は低く、8%程度に過ぎません。それでも食用油などでの需要は多く、その機能性も広く認知されており、大豆の存在は気になるところです。その大豆の最新事情を大手の需要家、前淵さんに解説して頂きます。