2019年2月5日    「健康食材〝生姜”のすべて~効能からレシピまで~」      

   
有限会社 土貴 代表(生姜料理専門店しょうが がらがらオーナー) 森島土紀子さん

 

今回の講座は余寒の候にふさわしい生姜がテーマ。講師の森島土紀子さんは、新百合ケ丘で生姜料理専門店

「しょうが がらがら」を開いている。話しは、まず生姜との関わりから・・・

 現在65歳の森島さんは39歳までは専業主婦だった。子育ても一段落したところで1年半の飲食店店主を経て、生姜に因んだ衣服やアクセサリーの店「仕事着屋 しょうが」を始めた。商品は自身の手作り。ものを作ること

が好きだったとはいえ、なぜ、生姜?とよく問われたそうだ。答えは「子供のときから一番好きなものが生姜

だったから」。珍しかったのか、店は当初から話題になって繁盛した。7年後、同じビル内に生姜料理の店を

始めたところ、こちらもさらにブレーク。あまりの忙しさに、衣料の店はやめた。

 生姜がなければ料理は作らない、と言い切る森島さんの生姜レシピは1000点くらい。この先も増え続けると

おっしゃる。店で使われている生姜は高知の特定の生産者から取り寄せている。その量は年間2トン。店の料理

の全てに生姜が入っている。


                     


体を温め、冷え性の改善に役立つと言われる生姜。森島さんは何年も風邪をひいたことがなく、冬でも室内

では T シャツ1枚、素足で過ごす。効能は、何よりも自身が実感している。では、どのくらいとったら効果が

あるのか気になるところだが、少しずつで良いから毎日食べて欲しいと。よく洗って皮を剥かずに使い、低温

に弱いので室温保存が良いそうだ。

 最後に、常備しておくと何にでも手軽に使えるレシピの紹介も。

<ジンジャースパイシー粉>

生姜粉(市販のジンジャーパウダー) 小さじ1

ナツメグ・ガーリックパウダー 各小さじ1

昆布茶・粉椒粉 各小さじ1

塩・胡椒 各少量

ベーキングパウダー 大さじ2

片栗粉 1 / 2 カップ

小麦粉1カップ

     

 

小川千枝子 (会員)